ウレタン土木技術研究会とは
ウレタン土木技術研究会について
日本は、約37万km2の狭い国土に、1億2千万人余の人口を有し、しかも国土の約90%は山岳と丘陵地帯です。地質的にも古生層から沖積層までの各種の地層からなり、断層や温泉等による変質をうけたもろい地質が多く、非常に厳しい複雑な自然条件に支配されています。そのため安全性、防災性に優れた社会基盤整備は緊急の社会的要請です。財政再建が問題となっている折りから、新技術等の開発によるコストの縮減を図ることも重要な課題となっています。
盛土、構造物の裏込め、構造物の基礎工事等においても、土圧の軽減、工期の短縮、用地の節約、施工性の向上及び経済性に優れた工法の開発が求められてきました。
このような要請に対し、私どもは、数年来このような問題を解決できる工法の開発を進めてまいりましたが、この度ウレタン土木工法の一環として現場発泡ウレタン盛土工法(R-PUR工法)の開発に成功致しました。
R-PUR工法は、硬質ウレタン樹脂を現場発泡させることにより盛土体を形成する工法であり、材料の超軽量性、耐圧縮性、耐薬品性、耐熱性、耐水性に加えて、現地地盤形状にあわせた自由な形状の盛土の施工が可能なこと、液体材料輸送による輸送コスト及び現場小運搬の削減等幅広いニーズに対応できる経済的な新しい超軽量盛土工法です。
すでに道路、橋梁、法面等の各方面で施工実績をあげており、その効果は高く評価されているところです。
このすばらしい工法のより一層の工法開発と技術の向上及び普及を図り多くの地域社会に貢献いたしたく『ウレタン土木技術研究会』の設立を決意いたしました。以上の趣旨をご理解の上、何卒ご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
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ウレタン土木技術研究会
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